\問合せページに飛びます/
ベンダー資格とは?
システムエンジニアになるために必要な資格ってあるのか?…疑問に思ったことはないでしょうか?
よく国家資格と一緒に紹介される「ベンダー資格」について解説していきます。
前回の記事では、システムエンジニアに関わる国家資格についての記事を掲載しております。
国家資格について知りたい方は、過去の記事をご覧ください。
ベンダー資格ってなに?
ベンダー資格とは、企業が独自で提供・認定している資格試験のことを指します。
このようなベンダー資格を持つことで、特定の技術に関する専門家としての信頼性や認知度を高めることができます。
たくさんの種類のベンダー資格がありますが、下記に代表的なベンダー資格をご紹介していきます。
ベンダー資格のメリット
ベンダー資格は、特定のベンダーの製品や技術に関するスキルを証明するための資格なので、大きなアピールポイントになります。
その他、細かいメリットを下記にてご紹介いたします。
信頼性の向上
ベンダー資格を持つことで、雇用主や顧客からの信頼性が向上します。
特定のベンダーの技術に精通していると認められるため、仕事の機会が増える可能性があります。
キャリアの機会拡大
ベンダー資格を持つことで、求人市場での競争力が向上し、キャリアの機会が拡大する可能性があります。
また、ベンダー資格を取得するための学習は、スキルアップの機会となりますので、新しい技術や製品について学ぶことができます。
ベンダー資格のデメリット
反対にベンダー資格を取得するためには、試験の受験料や学習教材、試験の準備にかかる時間など、一定の費用と時間が必要です。
その他、細かいデメリットを下記にてご紹介いたします。
資格の有効期限
ベンダー資格には、一定期間ごとに更新が必要なものがあります。
資格を維持するためには、定期的に再試験を受ける必要があります。
需要の変化
技術市場は常に変化しており、一度取得したベンダー資格が将来的に需要が減少したり、廃止される可能性もあります。
代表的なベンダー資格
ここからは、エンジニアの皆さんがよく取得されるベンダー資格の種類を下記にてご紹介していきます。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)は、マイクロソフトが提供するオフィススイートであるMicrosoft Office(Word、Excel、PowerPointなど)のスキルを証明するための資格です。
MOS試験は、Word、Excel、PowerPointなどの各アプリケーションに特化した資格試験で、それぞれのアプリケーションの基本的な機能や高度な機能に関する知識やスキルを評価します。
資料作成やデータ分析など、Microsoft Officeを使用した実務に直結するスキルを身につけれるとして、大手の企業などで資格取得が必須とされている企業も多いです。
オラクルマスター(ORACLE MASTER)
シスコのネットワーク技術に関する基本的な知識を持つことを証明する資格です。
ネットワークの基礎知識やルーティング、スイッチング、セキュリティなどに関するスキルが問われます。
シスコ技術者認定と並んでITベンダー資格の中でも非常に知名度の高い資格です。
AWS認定資格
AWS認定資格は、Amazon Web Services(AWS)のクラウドコンピューティングサービスに関するスキルを持つ技術者を認定するための資格制度です。
AWSのクラウドサービスを効果的に活用し、安全かつ効率的なクラウド環境を構築するためのスキルを証明することを目的としています。
AWS認定資格を取得することで、クラウドコンピューティングに関する専門知識やスキルを証明し、キャリアの可能性を広げることができます。
近年、インターネット上にあるサービスや業務システムなどの多くがAWSのクラウドサービスを使って開発されており、それに伴ってAWSを扱える人材の需要も高まっています。
Linux技術者認定試験(LinuC)
Linux技術者認定試験(LinuC)は、Linuxに関する技術者向けの資格試験であり、Linuxの基本的な知識やスキルを持っていることを証明することを目的としています。
LinuC試験は、Linuxのシステム管理やネットワーク管理、セキュリティ、プログラミングなどの分野におけるスキルを評価し、Linux技術者としての能力を証明します。
LinuC試験は、初級レベルから上級レベルまで様々な試験が用意されており、受験者のスキルレベルに合わせて適切な試験を選択することができる特徴があります。
シスコ技術者認定
シスコ技術者認定は、ネットワーク技術に関するスキルや知識を持つ技術者を認定するための資格制度です。
シスコの製品や技術に関する幅広い知識と経験を持つことを証明し、ネットワークエンジニアやネットワークアーキテクトとしてのスキルを高めるために取得されます。
ネットワークエンジニア向けのITベンダー資格の中でも非常に知名度の高い資格です。
まとめ
今回はベンダー資格について解説いたしました。
結論から言いますと、システムエンジニアになるために、国家資格やベンダー資格は必須ではないです。
しかし、資格を持っておいて損はありません。
自身のキャリアアップ、転職などに大きく有利になってきます。
弊社では未経験でも安心して学ぶことができる環境をご用意しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
▼エントリーはこちらから