ITパスポートとは?初学者はまずITパスポートを!

IT業界が注目されている中、必要となってくる資格として、「ITパスポート」や、「基本情報技術者試験」などをお考えになったことはないでしょうか?

前回の記事では、エンジニアが取得しておいて損はない「基本情報技術者試験」についての記事を掲載しております。

こちらの記事では、そもそもITパスポートについてや、試験内容、難易度などをご紹介します。

目次

ITパスポートとは?

ITパスポート試験(IP)は、日本の情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験で、ITに関する基礎知識を持っていることを証明するための資格です。

ITパスポートは、ITに関する基本的な知識を幅広くカバーしており、特にIT業界以外の職種の人々や学生など、ITに関する基礎知識を身につけたいと考える人々に適しています。

試験の内容

ITパスポートの試験内容としては、「基本情報技術者試験」よりも基礎的な内容の試験を実施します。

試験項目としては、「ストラテジ系」、「マネジメント系」、「テクノロジ系」の項目が出題されます。

ITパスポートも「基本情報技術者試験」と同様に、CBT方式を導入しています。(CBT:Computer Based Testing)

ストラテジ系

経営全般企業活動に関する知識についてです。

具体的には経営戦略・企業戦略、経営管理、法務、知的財産権など、35問程度出題されます。

マネジメント系

ITサービスマネジメントシステム監査に関する知識についてです。

具体的にはプロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査など、20問程度出題されます。

テクノロジ系

ITに関する技術的な知識についてです。

具体的にはコンピュータシステム、ネットワーク、セキュリティ、データベース、ソフトウェア開発など、45問程度出題されます。

試験の合格基準と難易度

まず、ITパスポートの合格基準については、各分野(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)での得点がそれぞれ30%以上であり、総合得点が60%以上であることが合格基準となります。

ITパスポートの難易度(合格率)は、年ごとや実施回ごとに若干異なりますが、概ね50%前後です。

▼過去の合格率の例

  • 2021年:52.8%
  • 2020年:50.3%
  • 2019年:49.8%
  • 2018年:48.5%

ITパスポートの過去問はどこで取得できる?

ITパスポートの過去問は下記のリンクから取得することができます。

過去問道場:https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php

「ITパスポート過去問道場」は、過去2500問の中からランダムで出題されるため、参考書の購入も不要です。

ITパスポート試験に合格するための勉強時間の目安は約100~150時間になっています。

ITパスポート取得のメリット

ITパスポートを取得することによって、下記のメリットがありますので、ご参考にしてみてください。

基礎知識の習得

ITに関する広範な基礎知識を身につけることができます。

キャリアアップ

ITの知識を持つことで、業務効率の向上やITを活用した問題解決ができるようになります。

資格としての信頼性

国家資格であるため、客観的な知識の証明として活用できます。

基本情報技術者試験やその他の高度なIT資格へのステップとしても有効です。

まとめ

今回はITパスポートについて解説いたしました。

ITパスポートにご興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

IT業界未経験者の方は、まずはITパスポートを取得してみてはいかがでしょうか。

弊社では未経験でも安心して学ぶことができる環境をご用意しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

▼エントリーはこちらから

エントリーURL:https://tryce-tech.co.jp/recruit/#entry

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