\問合せページに飛びます/
基本情報技術者試験とは?試験内容や難易度などをご紹介!
ご自身のキャリアアップや転職等のために「基本情報技術者試験」をお考えになったとはないでしょうか?
前回の記事では、システムエンジニアに関わるベンダー資格や国家資格についての記事を掲載しております。
今回は、国家資格の中でも代表的で人気な「基本情報技術者試験」について解説していきます。
国家資格について知りたい方は、過去の記事をご覧ください。
そもそも基本情報技術者試験とは?
基本情報技術者試験(基本情報技術者資格)とは、情報技術に関する基本的な知識と技能を測るための資格試験です。
情報処理技術者試験(IPA試験)の初級レベルに位置付けられ、情報技術に関する基礎的な理解と技能を持つことを証明することを目的としています。
エンジニア業界でも基本情報技術者資格の取得に向けて受験する方も多く、IT業界への登竜門としても人気があります。
試験の内容
基本情報技術者試験には、午前中に実施する「科目A」と、午後に実施する「科目B」があります。
試験自体はCBT方式を導入しており、従来の紙と鉛筆を使った試験形式とは異なり、試験問題をコンピュータ画面上で解答する方法となります。(Computer Based Testing)
科目A
「科目A」は出題数が全部で60問あり、四肢択一式で下記分野から出題されます。
プログラミングなどの技術に関する部分だけではなく、マネジメントや経営など、幅広く勉強する必要があります。
- 情報処理分野(テクノロジ系)
- マネジメント分野(マネジメント系)
- 経営・会計分野(ストラテジ系)
科目B
「科目B」は、多肢選択の長文読解式で20問出題されます。
出題分野は、「アルゴリズムとプログラミング」と「情報セキュリティ」となり、以下のカテゴリで構成されています。
- プログラミング全般(既存プログラムの解読及び変更やプログラムのテストなど)
- プログラムの処理の基本要素(型や変数など)
- データ構造及びアルゴリズム(グラフや整列など)
- プログラミングの諸分野への適用(数理やデータサイエンスなど)
- 情報セキュリティの確保(脆弱性管理バックアップなど)
基本情報技術者試験の合格基準点と難易度
基本情報技術者試験の合格基準点は、「科目A」と「科目B」ともに、1,000点満点中600点以上です。
「科目A」が満点の1,000点であったとしても、「科目B」が500点では合格にはなりません。
基本情報技術者試験よりもレベルが1つ下とされる「ITパスポート」の合格率は「50%」前後に対し、基本情報技術者試験の合格率は「20~30%」前後と言われています。
基本情報技術者資格のメリット
基本情報技術者資格を取得するメリットを3つご紹介いたします。
基礎知識の習得
試験内容としては上記でも記載しましたが、コンピュータの基本原理やネットワーク、データベース、セキュリティなどの情報技術全般の基礎的な内容が出題されます。
そのため、情報技術分野での基礎的なスキル・知識を身に付けることができます。
資格の取得
基本情報技術者資格は、IT関連の職種に就職や転職する際に有利な資格となります。
特に未経験者や初心者にとっては、この資格を持っていることが、採用担当者にとっての決定的なポイントになります。
キャリアの成長
基本情報技術者資格は、IT業界でのキャリアの成長を支援する一歩となります。
この資格を持っていることで、より高度なITスキルを習得するための基盤が整い、さらなるスキルアップやキャリアの発展が可能になります。
また、さらに難易度の高い「応用情報技術者試験」に向けてステップアップできます。
まとめ
今回は基本情報技術者試験について解説いたしました。
基本情報技術者資格にご興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
不安な方は、まずはITパスポートを取得してみてから、「基本情報技術者試験を受けてみる」といった順序で挑戦してみてはいかがでしょうか。
弊社では未経験でも安心して学ぶことができる環境をご用意しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
▼エントリーはこちらから